「仮想通貨に興味があるけど、今さら人に聞けない」「仮想通貨は電子マネーと違うの?」など、仮想通貨に対しての疑問を抱いている人はいませんか?
仮想通貨は投資のひとつとして注目を集めていますが、その安全性や仕組みについてよくわかっておらず、仮想通貨を始めることに躊躇している方も多いと思います。
そこで本記事では、仮想通貨の仕組みや特徴、種類、メリット・デメリットなどを初心者向けにわかりやすく簡単に解説します。これから仮想通貨投資を始めてみたい人は、ぜひ参考にしてください。
そもそも仮想通貨とは?わかりやすく仕組みを解説
仮想通貨とは、デジタルデータとして存在し、特定の国家が発行していない通貨のことです。
日本銀行は、仮想通貨を以下のような特徴を持つものとして定義しています。
仮想通貨の定義(日本銀行公式サイトから引用)
- 不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
- 電子的に記録され、移転できる
- 法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
仮想通貨は実体がないことから、電子マネーと混同しがちです。ただし電子マネーは法定通貨の代替通貨として特定の国家に認められていますが、仮想通貨は法定通貨ではなく国家に価値を保証されていない点が大きく異なります。
初心者向け|代表的な仮想通貨の種類・銘柄
仮想通貨にはさまざまな種類がありますが、その中でもビットコインをはじめとする代表的な銘柄がいくつかあります。ここでは仮想通貨の種類について解説します。
ビットコイン(BTC)
ビットコイン(BTC)は世界初の仮想通貨であり、現在でも仮想通貨の基軸通貨的な存在となっています。主な特徴を以下にまとめました。
- 時価総額第1位の仮想通貨
- 決済手段として普及
- エルサルバドルが法定通貨に採用
仮想通貨の時価総額ランキングが長い間1位であり、ビットコインの値動きが仮想通貨全体の値動きにも直結している傾向です。
アルトコイン
アルトコインは、ビットコイン以外の通貨の総称です。代表的なアルトコインとしてはイーサリアム(ETH)が挙げられます。
アルトコインはたくさんの種類があり、日々増加していますが、その全てに価値がつくとは限りません。下記では、日本国内の取引所が扱う代表的なアルトコインを以下にまとめました。
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ポルカドット(DOT)
- エンジンコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
国内の仮想通貨取引所で取り扱う銘柄は、金融庁による一定の審査を受けていることから、比較的安全と信頼性が高いとされ、ホワイトリストとも呼ばれています。そのため、アルトコインへの投資は、ホワイトリスト入りしている銘柄から選ぶと良いでしょう。
一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)のサイトから、ホワイトリストの銘柄一覧を確認できます。
仮想通貨の仕組み・特徴とは?
この章では、仮想通貨がどんな仕組みで成り立っているのか、仮想通貨の特徴と言える部分を解説します。
- ブロックチェーン技術による記録・管理
- 中央管理者・発行元が存在しない
- 発行枚数上限があることが多い
ブロックチェーン技術による記録・管理
仮想通貨はブロックチェーンと呼ばれる技術によって、記録・管理がされています。
ブロックチェーンでは、取引履歴(ブロック)を暗号技術によって鎖でつなげるようなかたちで記録されていて、過去の全ての取引データが1本の鎖で連結され保存されています。
そのため、特定の取引について改ざんを行うためには、鎖でつながったすべての他の取引データも改ざんしていく必要があり、データの破壊・改ざんが極めて難しくなっています。
中央管理者・発行元が存在しない
仮想通貨の取引は、参加者全員で取引を監視する「P2P」というシステムが採用されています。日本円でいうところの日本銀行のような中央管理者や発行元は存在しません。
P2Pでは、参加者全員がそれぞれ情報を保有し、常に同期が取られる「分散型台帳」という仕組みで管理されています。管理を分散することで、たとえそのうち1人の参加者のPCがハッキングにあってデータが改ざんされたとしても、他の参加者によって正しいデータが再同期されるため、データの改ざんを抑制することができます。
このように、参加者が全員でお互いを監視し合うことによって、ハッキングや改ざんを抑制し、中央管理者がいなくても仮想通貨としての価値を維持できるような仕組みになっています。
発行枚数上限があることが多い
法定通貨であれば、日本銀行による金融政策などのように経済状況に応じて通貨の供給量が調整されます。
一方仮想通貨は中央管理者がいないため、通貨の供給量を調整するということがありません。そこで、発行枚数の上限を定めることで通貨の価値を維持していることが多いです。
発行枚数制限を定めていない銘柄もありますが、今後の状況次第で上限を設定する可能性はあるでしょう。
仮想通貨の使い道
仮想通貨は通常のお金としての利用はもちろん、投資目的でも利用できます。この章では、仮想通貨が主にどのような用途で使われるのかを説明していきます。
- 他の通貨との交換
- 買い物
- 資金調達
他の通貨との交換
イメージしやすいのが法定通貨との交換です。保有している仮想通貨を日本円などの法定通貨と交換して、実際の生活で利用することが可能です。
買い物
仮想通貨は決済手段として、実際の買い物に利用できます。店舗側の目線に立っても、仮想通貨決済はクレジットカード決済よりも手数料が安く済むというメリットがあります。
法定通貨と比較すると決済できる店舗はまだ少ないですが、今後は決済できる店舗が増えていくでしょう。
資金調達
企業が資金調達をする際にも、仮想通貨は有効な手段の1つです。企業が独自のトークンを発行して投資家が購入するという、株式投資のような方法も盛んに行われています。
投資家はトークンを保有することで、企業のサービスを受けられたり、売却して利益を得たりすることが可能です。
仮想通貨に投資するメリット3つ
仮想通貨は他の投資方法と違うメリットがあります。また、サービスそのものにもメリットがあります。この章では、仮想通貨の他と違う利点を解説します。
- 24時間365日取引できる
- 少額で大きな利益を狙える
- 海外送金・決済がスピーディーかつ低コスト
24時間365日取引できる
仮想通貨の取引時間は24時間365日です。投資の観点においては株式投資・FX投資よりも取引時間が長いため、利益を得られるチャンスが増えると言えます。各投資の取引時間帯は以下の通りです。
投資 | 取引時間 |
---|---|
仮想通貨 | 24時間365日 |
FX | 平日24時間 ※日本時間の月曜朝〜土曜朝 |
株式(東京証券取引所) | 平日9:00〜15:00 ※11:30〜12:30は昼休み |
平日は家事や仕事で時間を取れない人でも、週末メインで投資に挑戦できます。このように、ライフスタイルに合わせて投資しやすい点は大きなメリットです。
少額で大きな利益を狙える
仮想通貨そのものではなく仮想通貨に投資するメリットになりますが、ボラテリティ(値動き)の大きさから、少額投資でも大きな利益を狙いやすいです。
「億り人」という言葉が話題になったように、予想を超える利益をもたらす可能性は大いにあるでしょう。
同様に損失リスクも高い点には注意してくださいね。
海外送金・決済がスピーディーかつ低コスト
海外送金や決済においては金融機関を通さない分、法定通貨に比べてスピーディーで手数料も安いです。特に時間においては、先述の通り24時間365日取引できるので瞬時に完了します。
海外留学中・出張中で送金が必要になった際などは、仮想通貨での送金は便利ですよ。
投資による値動きが注目されがちな仮想通貨ですが、従来からのサービスと比較してもメリットが大きい側面があります。
【初心者必見】おすすめの仮想通貨取引所を徹底比較!
- Coincheck
- bitFlyer
- DMM Bitcoin
- BITPOINT
- GMOコイン
- SBI VCトレード
Coincheck
- 親会社は大手マネックスグループなので信頼性がある
- 取引アプリダウンロード数No.1
- 取り扱い通貨数は国内最大級の18種類
- 人気のビットコインが500円から買える
Coincheckは、マネックス証券を運営している大手金融企業の「マネックスグループ」が運営する仮想通貨取引所です。そのため、知名度や信頼性に関して安心感があります。
500円からビットコインが購入できるため、最初はリスクを見ながら少額取引したいという方にもおすすめ。取扱いのある仮想通貨は18種類と国内取引所の中でも豊富です。
仮想通貨に興味がある初心者の方、マイナーコインやNFTにも挑戦したいという方は特にCoincheckがおすすめです。
取扱仮想通貨数(18種類)
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
- パレットトークン(PLT)
- サンド(SAND)
- ポルカドット(DOT)
手数料
取引所手数料
Maker 手数料 | 0.000〜0.050% |
---|---|
Taker 手数料 | 0.000〜0.100% |
販売所手数料
取引手数料 | 無料 |
---|---|
手数料相当額 | 0.1〜5.0% (カバー先又は当社取引所の価格に対して) ※価格の急変時や市場の流動性などにより、上記を超える手数料相当額を含んだ売買価格を提示する場合があります。 |
入出金手数料
銀行振込(日本円) | 無料(振込手数料は、お客様負担です。) | |
コンビニ入金 (入金額から手数料が差し引かれます) |
3万円未満 | 770 円 |
3万円以上30万円以下 | 1018 円 | |
クイック入金 (入金額から手数料が差し引かれます) |
3万円未満 | 770 円 |
3万円以上50万円未満 | 1018 円 | |
50万円以上 | 入金金額×0.11% + 495 円 | |
日本円出金 | 407 円 |
bitFlyer
- 7年間ハッキング0の強固なセキュリティ
- ビットコイン取引量6年連続No.1!
- 「bitFlyer Lightning」は多彩なテクニカル指標を搭載
- メジャー通貨の販売所・取引所手数料は無料
bitFlyerは「株式会社bitFlyer」が運営している仮想通貨取引所です。 セキュリティ体制に定評があり、7年間ハッキング件数0と非常に優秀。
他社よりもいち早く最新のセキュリティシステムを導入するなど、セキュリティに対し積極的な姿勢を見せています。
bitFlyerでは上級者向け取引ツール「bitFlyer Lightning」をリリースしています。bitFlyer Lightningには多彩なテクニカル指標が搭載されているので、上級者でも満足できるでしょう。
またbitFlyerでは、ビットコインをはじめとする15種類の仮想通貨を1円から取引することが可能です。いきなり大金をつぎ込むのが怖いという方は、少額投資を行えるbitFlyerがおすすめです。
取扱仮想通貨数(15種類)
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ステラルーメン(XLM)
- ネム(XEM)
- リスク(LISK)
- テゾス(XTZ)
- チェーンリンク(LINK)
- ポルカドット(DOT)
手数料
取引所手数料
0.01〜0.15%
販売所手数料
無料
入出金手数料
銀行振込 | 各銀行の所定額 | |
クイック入金 | 住信SBIネット銀行 | 無料 |
住信SBIネット銀行以外 | 330 円 | |
日本円出金 | 三井住友銀行 | 3 万円未満:220 円 3 万円以上:440 円 |
三井住友銀行以外 | 3 万円未満:550 円 3 万円以上:770 円 |
DMM Bitcoin
- 大手DMMグループ運営の取引所なので安心
- レバレッジ取引の取扱暗号資産銘柄国内No.1!
- スマホ・PC共に利用しやすいツールが豊富
- 取引手数料・入出金手数料など各種手数料が無料
DMM Bitcoinは「株式会社DMM Bitcoin」によって運営されている仮想通貨取引所です。様々な事業を展開している「DMMグループ」の傘下に入っているので、知名度・信頼度・安全度が非常に高いと言えます。
DMM Bitcoinでは初心者から上級者まで幅広いユーザーが利用しやすいように設計されているアプリをリリースしています。
特にスマホ版はシンプルな「STモード」、PCツール並みの性能を備えている「EXモード」の2種類を利用することが可能です。
レバレッジ取引にかかる手数料は無料となっていますので、ビットコインやイーサリアムなどのレバレッジ取引を行いたいという方にはおすすめの仮想通貨取引所となっています。
取扱仮想通貨数(24種類)
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- トロン(TRON)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ステラ・ルーメン(XLM)
- イーサクラシック(ETC)
- オーエムジー(OMG)
- エンジンコイン(ENJ)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- モナコイン(MONA)
- カルダノ(ADA)
- ポルカドット(DOT)
- アイオーエスティー(IOST)
- テゾス(XTZ)
- ネム(XEM)
- クアンタム(QTUM)
- シンボル(XYM)
- ジパングコイン(ZPG)
- チリーズ(CHZ)
- アバランチ(AVAX)
- チェーンリンク(LINK)
- メイカー(MKR)
手数料
取引所手数料
Maker 手数料 | 0.000% |
---|---|
Taker 手数料 | 0.000% |
販売所手数料
無料
入出金手数料
銀行振込 | 無料(銀行手数料は利用者負担) |
クイック入金 | 無料 |
日本円出金 | 無料 |
BITPOINT
- 東証プライム市場上場企業が運営しているので信頼できる
- DEP・JMYなど13種類の仮想通貨を取引可能
- シンプルで初心者〜上級者まで利用しやすいアプリ
- 取引手数料・入出金手数料など各種手数料が無料
BITPOINTは「株式会社ビットポイントジャパン」によって運営されている仮想通貨取引所です。株式会社ビットポイントジャパンは東証プライム市場に上場している企業で、非常に信頼度は高いと言えるでしょう。
BITPOINTでは13種類の仮想通貨を「現物取引」「レンディング」「暗号資産の入出金」で取引することが可能です。
レンディングは保有している仮想通貨を取引所に貸し出すことによって、賃借料を得られるサービス。
価格変動に関係なく賃借料を得ることができますので、不安定な仮想通貨取引と異なり、安定的な収入を得ることができます。
レンディングをリリースしている取引所は少ないので、仮想通貨で安定的な収入を得たい方にはおすすめです。
取扱仮想通貨数(13種類)
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- トロン(TRX)
- エイダ(ADA)
- ジャスミー(JMY)
- ポルカドット(DOT)
- チェーンリンク(LNK)
- ディープコイン(DEP)
- アイオーエスティー(IOST)
手数料
取引所手数料
Maker 手数料 | 0.000〜0.050% |
---|---|
Taker 手数料 | 0.000〜0.100% |
販売所手数料
取引手数料 | 無料 |
---|---|
手数料相当額 | 0.1〜5.0% (カバー先又は当社取引所の価格に対して) ※価格の急変時や市場の流動性などにより、上記を超える手数料相当額を含んだ売買価格を提示する場合があります。 |
入出金手数料
銀行振込 | 無料(銀行手数料は利用者負担) |
クイック入金 | 無料 |
日本円出金 | 無料 |
GMOコイン
- 東証プライム上場の「GMOインターネット」運営で安心
- 取扱銘柄数国内No.1!
- 現物からレバレッジまで行えるアプリをリリース
- 入出金手数料など各種手数料が無料
GMOコインは東証プライム上場企業「株式会社GMOコイン」によって運営されている仮想通貨取引所です。
株式会社GMOコインは「GMOインターネット」の傘下であり、グループで培われた金融業界ノウハウを利用しているため、安心・信頼して利用することが可能です。
即時入金手数料・日本円出金手数料などの各種手数料が無料に設定されているので、取引コストを少しでも下げたいという方には最適でしょう。
GMOコインではインターネットと切り離して保有通貨の管理を行う「コールドウォレット」を採用しているので、ハッキングのリスクは非常に低いです。
またアプリの使いやすさにも定評があり、現物取引からレバレッジまでスマホ上で行えるアプリがリリースされています。
とにかくセキュリティ性能が高い仮想通貨取引所を利用したいという方にはおすすめです。
取扱仮想通貨数(21種類)
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ステラルーメン(XLM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- オーエムジー(OMG)
- テゾス(XTZ)
- クアンタム(QTUM)
- エンジンコイン(ENJ)
- ポルカドット(DOT)
- コスモス(ATOM)
- シンボル(XYM)
- モナコイン(MONA)
- カルダノ(ADA)
- メイカー(MKR)
- ダイ(DAI)
- チェーンリンク(LINK)
- FCRコイン(FCR)
手数料
取引所手数料
Maker 手数料 | -0.01〜-0.03% |
---|---|
Taker 手数料 | 0.05〜0.09% |
販売所手数料
無料
入出金手数料
即時入金 | 無料(銀行手数料は利用者負担) |
日本円出金 | 通常:無料 大口:400円 |
SBI VC トレード
- 少額から投資できる
- ネット証券大手が運営している
- 手数料が安い
- アプリが使いやすい
- レンディングが可能
SBI VCトレードはその名の通り、SBI証券のグループが運営している仮想通貨取引所です。昨今でも仮想通貨取引所が経営破綻していることを考えると、大手証券会社が運営している取引所は安心です。
500円から投資可能というのも初心者には嬉しいポイント。投資商品の中で仮想通貨は、値幅の大きい投資なのでリスクを抑えて仮想通貨取引を始められます。
また、手数料が安いのも特徴です。
仮想通貨の取引所では、送金手数料だけで高額を取られる場合もありますが、その点SBI VCトレードは安心して利用することができます。
また、SBI VCトレードには専用アプリがあります。スマートなデザインで初心者にもわかりやすい設計となっています。また、アプリから取引も可能なのでPCを持ち運ぶ必要がありません。
仮想通貨を貸し出して利息を受け取るレンディングというサービスもあります。仮想通貨を長期で保有する予定の方は、仮想通貨を貸し出しておくことで自動的に仮想通貨が増えていきます。
取扱仮想通貨数(14種類)
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- ポルカドット(DOT)
- チェーンリンク(LINK)
- エイダコイン/カルダノ(ADA)
- ドージコイン(DOGE)
- ステラルーメン(XLM)
- テゾス(XTZ)
- ソラナ(SOL)
- アバランチ(AVAX)
- ポリゴン(MATIC
手数料
取引所手数料
無料
販売所手数料
無料
入出金手数料
無料
重要|仮想通貨取引所の選び方
国内だけでも仮想通貨取引所はたくさんの数がありますが、事業者ごとに取り扱っている仮想通貨の種類も異なります。この章では、仮想通貨取引所を選ぶ際に最低限チェックすべきポイントを共有します。
- 投資したい銘柄を取り扱っているか
- 取引所のセキュリティは高いか
- ツール・アプリは使いやすいか
- 手数料が安いか
投資したい銘柄を取り扱っているか
取引所により取り扱っている銘柄は異なります。知名度の高いビットコイン(BTC)ならほぼ全ての取引所で扱いがありますが、知名度の低いコインほど取り扱っている取引所は少ないです。
なお、取り扱い銘柄は日々変動しているので、必ず各社の公式サイトで最新の取り扱い銘柄を確認するようにしてください。
下記の表は2022年7月26日時点の主要仮想通貨取引所の取り扱い銘柄です。数だけをみるとGMOコインが22種類とかなり多いです。
取引所のセキュリティは高いか
セキュリティの高さは大切です。過去にはセキュリティの甘さからハッキング被害に遭った取引所もあるので、セキュリティが低い取引所では通貨流出の不安もあるでしょう。
通貨流出を防ぐためには、コールドウォレットで資産管理している取引所を選ぶのがポイントです。
bitFlyerは創業から7年ハッキングゼロという脅威のセキュリティを誇ります。
第3者機関が調査した「仮想通貨取引所のセキュリティ調査」では140カ国で世界第1位になりました。
ツール・アプリは使いやすいか
取引ツールやスマホアプリの使いやすさも重要です。使いやすいと感じるポイントは人それぞれ異なるので、ご自身の投資スタイルにマッチしたものを選んでください。
スマホメインでの取引になる人は、複数のアプリをダウンロードして実際に使い勝手を比べてみるのもおすすめです。
下記の表は2022年7月22日時点でApp Storeでのアプリの評価一覧です。評価件数をみるとCoincheckとbitFlyerが10万近くあり多くの人に利用されています。
アプリの評価はbitbankが4.6とかなり評判がいいことが伺えます。
名称 | bitbank | bitFlyer | Coincheck | DMM Bitcoin | BITPOINT | GMOコイン |
app storeの評価 |
4.6
|
4.3
|
4.3
|
4.3
|
2.9
|
4.0
|
レビュー件数 | 22,946件 | 109,587件 | 92,781件 | 9,442件 | 196件 | 2,628件 |
詳細 |
|
手数料が安いか
手数料は仮想通貨取引所によって多少ばらつきがあります。下記の表では、国内の主要仮想通貨取引所の手数料を比較しました。
表を見てみると、DMM Bitcoin、BITPOINT、GMOコインの3ヶ所で仮想通貨送金手数料が無料になっています。また、Coincheckでは、取引所の手数料が無料です。
名称 | Coincheck | DMM Bitcoin | BITPOINT | bitFlyer | GMOコイン |
日本円入金手数料 | コンビニ入金:770円〜(税込) クイック入金:770円〜(税込) |
クイック入金:無料 振込入金:無料 (銀行手数料は利用客負担) |
即時入金:無料 振込入金:振込手数料のみ |
無料 ※銀行振込手数料のみ自己負担 |
無料 ※銀行振込手数料のみ自己負担 |
日本円出金手数料 | 407円(税込) | 無料 | 無料 | 220円~770円(税込) | 無料 |
販売所手数料 | 無料(手数料相当額として スプレッドが0.1〜5.0%) |
無料(スプレッドあり) | 無料(スプレッドあり) | 無料(スプレッドあり) | 無料(スプレッドあり) |
取引所手数料 | Maker手数料:無料 Taker手数料:無料 |
ー | ー | 0.01 ~ 0.20% | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
仮想通貨送金手数料 | BTC : 0.0005 BTC ETH : 0.005 ETH ETC : 0.01 ETC LSK : 0.1 LSK FCT : 0.1 FCT XRP : 0.15 XRP XEM : 0.5 XEM |
無料 | 無料 | BTC : 0.0004 BTC ETH : 0.005 ETH ETC : 0.005 ETC LSK : 0.1 LSK XRP : 無料 XEM : 3 XEM LTC : 0.001 LTC |
無料 |
詳細 |
仮想通貨で利益を得るための稼ぎ方
仮想通貨が注目された背景に、利益を得られるということが挙げられます。ここでは、仮想通貨で利益を得る主な方法3つを紹介します。
- 仮想通貨の売買
- レンディング
- マイニング
仮想通貨の売買
一般的なのが仮想通貨の売買による稼ぎ方です。株式やFXの取引と同様に、価値の低い時に買って高い時に売ることで、差額を利益にすることができます。
レバレッジ取引とは証拠金を担保として預けることで、預けた金額以上の取引が可能になる取引方法です。少ない資金で大きな取引をしたい場合に有効な取引方法と言えるでしょう。
レンディング
レンディングとは、保有している仮想通貨を仮想通貨取引所に貸し出すことです。利息として定められた利率分の仮想通貨を受け取れます。
利率は取引所により異なりますが、年率5%程度で貸し出せることもあります。銀行の預金金利よりは高い利率となることがほとんどです。
マイニング
マイニングはもともと「採掘」を意味しており、仮想通貨においては取引承認に必要となる複雑な計算に協力する作業を指します。
マイニングは誰でも行えますが高性能PCが必須となってきており、個人で報酬を得るのが難しくなってきています。
仮想通貨に投資するデメリット3つ
もちろん、仮想通貨取引にはデメリットも存在します。世の中に登場してからまだ日が浅く、特に仮想通貨関連の法律の整備に関しては早急の対応が求められています。
- 国による保証がない
- 税金が他の投資に比べ高くなるリスク
- インターネット環境が必須
国による保証がない
初めての仮想通貨であるビットコインが誕生したのが2008年頃、特に注目を集め始めたのがここ数年です。そのため、価値が保障されている通貨ではありません。
事実として仮想通貨の流出被害は過去に起こっているため、信頼性という点では法定通貨には及びません。
税金が他の投資に比べ高くなるリスク
取引により利益を得た際の納税は、他の投資よりも高くなる可能性があります。仮想通貨の利益は雑所得として計上されるため、税率は最大で55%です。
株式やFX投資の税率は一律で20.315%です。
インターネット環境が必須
仮想通貨は電子データであることは説明しました。そのため、インターネット環境がない場所では取引ができません。
取引のタイミングは通信回線に依存するとも言えるため、理想の取引タイミングで売買できない可能性も出てくるでしょう。
初心者向け|仮想通貨投資の始め方
仮想通貨の投資は、どのようにして始めれば良いでしょうか。ここからは、仮想通貨取引を行うまでの手順について紹介していきます。
- 仮想通貨取引所に口座開設
- 口座に日本円を入金
- 銘柄を選んで購入
1. 仮想通貨取引所に口座開設
まずは、仮想通貨を取り扱っている取引所に口座開設をします。仮想通貨の取引所は、株式投資でいう所の証券会社のような存在です。取引所に口座開設をすることで、仮想通貨の売買が可能になります。
Coincheckなら大手マネックスグループが運営に関わっているので信頼性もバッチリ。
500円からビットコインが買えるので少額からの投資も可能です!最短5分+無料で口座開設できますよ。
2. 口座に日本円を入金
取引所に口座開設をしたら、口座に入金をしましょう。入金方法は、取引所ごとで異なりますが、多くの取引所で用意されているのが銀行振込・即時入金(クイック入金)です。
即時入金ができる金融機関の口座を保有しておくと、仮想通貨取引の手間とコストが省けます。
3. 銘柄を選んで購入
口座に入金を終えたら、実際に銘柄を選んで仮想通貨を購入できます。将来性がある銘柄を見抜ければ、価格上昇が期待できるでしょう。
メジャー通貨であれば、信頼性・流動性が高く、仮想通貨の中では比較的安心できるでしょう。取引に慣れてきたら、徐々に将来性を見据えた通貨の購入も検討してみると良いですよ。
まとめ
本記事では、仮想通貨の仕組みや特徴、用途などを解説してきました。仮想通貨は投資の側面だけが注目されがちですが、通貨自体の仕組みやメリットから、今後ますます実用性を持つことが予想されます。
銘柄それぞれに特徴があるので、しっかりと特徴を把握すれば将来有望な通貨を見極められるでしょう。興味がある人は、まず取引所への口座開設から始めてみましょう。
コメント